一晩明け、通夜の日。

俺はいつもの仲間達と、いつものこいちんの家へ向かった。

そこにはいつものこいちんは居なくて…

真っ白になり、冷たく、眠るように横たわるこいちんが居た。

「ホントに寝てるみたいでしょ…?」

こいちんの母親がつぶやいた。

俺たちは涙をこらえ…
うなずくくらいしかできなかった…