しぶしぶ向かい…2人を見つけた時俺は更に唖然とする。
2人は知らないOLとアイスを食っていたのだ。

「人が心配して探してんのにそりゃねぇだろ~!!」

「ごめんごめん!なんか走って暑くなったらOLさんがアイス買ってくれたんで。」

と、こいちんが言う

……もう意味がわからん。

「そもそもなんで追われてたんだ?」

聞くと、こいちんが説明を始めた…

「実はさ~!行きの電車が暇だったから、面白いことないかな~って、コレ買ったんよ!」

こいちんが見せてきたモノは、ボタンを押すと赤い光の点ができる…俗にいう【ポイントレーザー】だった。

「……これがなんの関係があるんだ?」

「これで、電車乗ってる人の足元に急にやったりすると、みんなビックリして面白いんだわ!その場で飛ぶ奴らとかいて…マジハマった!なぁきょーすけ!」

「そう!超おもれぇだよ!電車ん中でずっと笑ってたっけ!」

「それで、なんで鉄道警備隊に追われるんだ?」

するとこいちんは

「ホントさっきまではゲラゲラ笑ってたんだけどね!あと2駅ってとこで若い奴と喧嘩になっちまって!着いたら警備隊が待ち構えてた!」

……なんだそりゃ!