日が経ち落ちついてくると、亡くなった3人の親も会いに来て、俺に声をかける。

「生きててよかったね…」

「うちの子の分も一生懸命生きてね…」

人目もはばからず目の前で泣く親達を見る度に、申し訳なさと切なさで胸が張り裂けそうになる…

いっそ全員死ねばよかったのに…

俺の命に価値なんてあるのか?

そんな事を考える時間だけは、無駄に多く与えられた。