「骨を貫通させるから少し痛むからね~。麻酔打ちますよ~」

そう簡単に言うと、慣れた手つきで淡々と麻酔を打ち、ドリルの準備をし始める先生。

足を布で覆い、俺から見えないように隠し始めた看護婦。

先生が鉛筆ほどの太さのドリルを手に持つのが見え、痛みは急にきた!!


ウィィィ~~~~~ン!

ゴリゴリゴリゴリゴリゴリ!!!

ウィィィ~~~~~ン!

ゴリゴリゴリゴリゴリゴリ!!!


……麻酔は効いてるのか?
と疑うほどの痛みが足から伝わってきた。

布は血で染まり、膝上にはステンレスの棒が貫通していた…