どれだけ気を失っていたのか…気がついてからどれだけたったのか…時間の経過はわからないが、他県に抜ける山の中のその国道は封鎖され、レスキューや救急車が既に待機していた。
外は騒がしく、ドアや窓を開けようと救急隊が救出活動を始めているみたいだった。
すると俺の頭のすぐ横から何かが勢いよく飛び出した!!!
……バールだ!!!
俺は焦って
「ここにも居ます!」
と、激痛が走る体にムチ打ち、蚊の鳴くような声で必死に叫んだ。
あやうく助けに来たはずのレスキューに殺されるところだった…
まず一番後ろのドアが開き、最初に俺が助け出され一台目の救急車に…
レスキューの人が
「夜中の事故で病院もいっぱいだから2つの病院に分けて送るよ。君と助手席の子は山梨の病院ね」
と声をかけてきた。
きっと長い間救急車に乗ってたんだろうが、痛みと現実を受け入れない頭が時間を早く進ませた気がした…
外は騒がしく、ドアや窓を開けようと救急隊が救出活動を始めているみたいだった。
すると俺の頭のすぐ横から何かが勢いよく飛び出した!!!
……バールだ!!!
俺は焦って
「ここにも居ます!」
と、激痛が走る体にムチ打ち、蚊の鳴くような声で必死に叫んだ。
あやうく助けに来たはずのレスキューに殺されるところだった…
まず一番後ろのドアが開き、最初に俺が助け出され一台目の救急車に…
レスキューの人が
「夜中の事故で病院もいっぱいだから2つの病院に分けて送るよ。君と助手席の子は山梨の病院ね」
と声をかけてきた。
きっと長い間救急車に乗ってたんだろうが、痛みと現実を受け入れない頭が時間を早く進ませた気がした…