トゥルルルルルル……


「きた……しょうがない、出るか。」


トゥルルルルルル……


ピッ!!


「もしもし……」

「こんばんは、夜分遅く申し訳ない。〇〇署の●●といいます。SARU君でよろしいですか?」

「はぁ…。」

「いや~、苦労しましたよ!君の番号にたどり着くまで!今時間は大丈夫かな?」

「〇〇市の警察が俺にいったい何の用?」

「いやいや、そんなに邪険にならないで!君が何か犯罪犯したとかじゃないんで!」