そして、視界が雲の切れ目からそら一面に変わったときにそれは始まった。


一つ…


また一つ…


しばらく間を置いたと思ったらまた一つ…


流れ星は確実に数を増やしながら流れ始めた。

「お?なんかいっぱい流れてないか?」