……言われなくても二度と来ねぇよ!!

俺は切れた口から血混じりのツバを吐き出し、きょーすけとしょうを連れて車に戻った。

「なんだあいつ?いきなりぶちギレやがって!腕…なんかやべぇ痛ぇよ!」

「運転大丈夫?」

「……わからん。」

免許を持ってるのは俺だけだったので、運転を任せる訳にもいかず…
激痛の走る腕を抑えながら俺たちは家に向かった。