ってか、優って呼ぶの
なんか照れくさいというか、
なんというか。
って、なんで照れくさくなるのよ。
「まあ溜め込まないで
たまには俺に相談しとけよ。」
『、、、、う、うん。』
こいつってさ。
前から思ってたけど。
本当はすごく優しいやつなんだよね。
「もう、隣の席で
はぁはぁため息疲れると
その度に俺の幸せも逃げて
行っちゃうような気がするわけ。
ってかお前のため息が
ついでに俺の幸せも
持って行っちゃってるんだよな。
やめてくれよな、道連れにすんのは。
俺はまだ人間のままでいたいんだよ。
ゴリラになって動物園の檻の中で
過ごすのはごめんなんだよ。」
、、、、、コイツ。
『はいはい！！！！！！
どうもすみませんでしたね！！！！！』
少し思いっきり足を伸ばすと
「イテッ！！！！！！！！」
目の前には痛がる優の姿が。
ふん！どんなもんだい！！！！
スネはたいそう痛かろう！！！
はははははっ！！！
