若林くんとの保健室の出来事から



少し経った今日。






日差しがだんだん強くなってきた




6月。










あれからの私と若林くんは



相変わらずというか、



むしろ最近若林くんが



クラスに遊びに来ることが多くなった。







早希と千歩は気遣ってくれているのか


あれ以来若林くんに関することは


なにも聞いてこない。









本当によかったのかな。



あれで本当に……。





ここ最近、


あの時の決断が合っていたのか、


間違っていたのか、


そればかり考えている。











『、、、、、、はぁ。』











「おい。」








『、、、、、、、、、、はぁ。』









「おいって。


お前耳ついてんのかよ。」