『っふふ。』
森野優がすごすぎて。
思わず笑い声が出ちゃった。
「んで、
もうそろそろ目覚めた?
まだ寝ぼけてんのかよ。ばか花理。」
っ、たくこいつは!!!!!!!!
相変わらず口数が減らないやつだわ!!!
いつも一言余計なのよ!!!
『バカじゃないし!!!
ってか寝ぼけてない!!!』
ガルルルルと森野優に噛み付きそうになる。
「いやだって、
そこ、俺の席だし。」
『
、、、、は?』
そっと自分の座っている席をよく見る。
げ。
これ私の席じゃないじゃん、、、、。
『ご、ごめん。
今移動す、、、、、、、る、、、、、』
慌てて勢いよく席を立った瞬間。
眩暈と同時に私の視界が真っ暗になった。
「っばか!!!!!
あっぶねえ!!!!!!」
急に視界が明るくなると。
倒れかけている私の目の前には
机の角が。
やばい!ぶつかる!