次の日の朝。
『まったく眠れなかった、、、。』
昨日の夜、
あれからずっと考えてたけど、
答えが見つからない。
これは別れるべきなのかな?とか、
いやでももう少ししたら好きという感情が
生まれるかもしれないぞ?とか。
そんなループを繰り返しているうちに
まぶしい太陽が部屋に差し込み、
いつものように登校し、
結局今に至る。
「うっわ、なにお前
目の下に墨汁塗ってきて
どうしたわけ。」
『、、、、、はい?』
朝からお前かよ、森野優。
ってか、墨汁ってなんだよ墨汁って。
クマか?
この目の下のクマのことを言いたいのか?
ここ1ヶ月でだいたい
こいつの言いたいことは
わかるようになってきた自分が怖い。
しかし、
眠れなかったことで体がだるだるだった私は
森野優に言い返す気にもならず。
そのまま机の上に突っ伏した。