そう言った若林くんの視線をたどると。 その視線は私の右隣の席へと 向けられていた。 「ねえ、今朝チャリで 俺らに話しかけてきた人だよね?」 さすが若林くん! 初対面の人でも話しかけられるんだ! それに優しい口調。 って、、、今朝の人!? 『えっ!?わ、私の隣の席の人なの!?』 「そうだよ花理。顔、覚えてないの?」 いやいや、 私顔なんて見てなかったから、、。 でも、印象強く残ってるのは、、、