「ごめんね、ちょっと緊張しちゃって…
私もさやかちゃんと友達になりたい! これからよろしくね。」

満面の笑みで自分のメアドを渡すと、

「さやかでいいよ! これから一ノ瀬さんのこといちごってよんでいいかな?」

「もちろん!」

うれしい。 さやか…ってすごい優しくて周りがちゃんと見れてて…すごい子だな。

私も見習わなきゃ!



それから、さやかを通じて私はいろんな人と話すようになった。

私とみなみが仲いいことを知ると一緒にバスケの応援に行ったりもした。