｢おはよう｡ 早くお弁当ちょうだい｡｣

お弁当を渡す｡

イケメンはお弁当の蓋を開けた瞬間完成をあげた｡

｢やった~､唐揚げにトマトじゃん! 最高!｣

大したことない弁当だと思ってたけど､こんなに喜んでもらうのは初めてで､すごい嬉しい｡

作りがいがあるなぁ…｡ こ―なったら満足してもらえるようにとことん頑張るしかない!

｢あのぉ､｣

お弁当を一緒に食べているイケメンに声をかける｡

｢これから､お弁当とか作るからさ､苦手なものとか､好きな食べ物とか
おしえてくれない? 教えて貰っといた方が中身とか決めやすいし｡｣

恐る恐る尋ねてみると､イケメンは一瞬驚いた顔をして､たくさん教えてくれた｡