真っ直ぐな瞳に思わず苦笑してしまう。

ワタシはそんな男ではない。




「ワタシは惨めな男です」




ワタシの軌跡はぐにゃぐにゃに曲折していて
気持ちの良いものではない。

誇れることなど何も無い。



今こうして足跡を振り返っても分からないことだらけで

解決していないことも、後悔していることも山程ある。