これは二学期最終日 午前だけの終業式を終えた12月24日 最早恒例と化した私、冨永 七瀬(とみなが ななせ)の家に入り浸っている時のことだ。 エアコンと電気ストーブを全開にした温かい部屋 窓枠にたまった結露による水滴は外気との温度差がどれ程であるかを物語っている。