守るどころか 既に私の関係者が中村を傷付けている。 今更どうしようもないと思いつつも悔やむ気持ちは抑えられない。 私は卑怯者だ。 パソコンを閉じ真っ暗になった部屋の中 私は静かに部屋を出た。 長く吐き出した溜め息だけを残して。