リビングに行くとテーブルの上にはラップを掛けられた料理が並んでいる。 私達が部屋にいる間に作られた夕食だろう。 あの部屋の外では、何一つ変わらない日常が続いていた。 そんな夕食を横目にパソコンを起動する。 青白く部屋を照らし出す画面には一件の通知が表示されていた。 通話時間は0'03