…また目が合った


真っ直ぐな黒髪

結構なイケメンの顔立ち

この町では見ない制服を纏っているが

良いセンスを感じさせるような着崩しがされている


ん、彼もずっと僕を見たまま動かない


智也「あの…何か?」


光矢「?!い、いや!何でもねぇっす!」


僕が話しかけたのに驚いたのか、この人は挙動不審になってホットサンドを口に運んだ


光矢「?!うまっ!!」


…!

彼は僕のお気に入りを食べて美味しいと言った


それが何となく嬉しかった


智也「だよね 僕も気に入ってるんだ」


そう言って、僕もホットサンドに口をつけた