風が通ってさっきまでの声も聞こえないくらい静かな場所。 私はこの場所がお気に入りで素の自分を出せる所でもある 『いつ来てもここは静かだな』 そう言い頬を緩ませる ふと考えるとさっきの場面を思い出した。 『まぁ、いつものことだけど』 あの彼女達のような言葉は毎日浴びるため慣れてる 『って、いつまで経っても慣れる訳ないじゃん...』 誰にも聞こえないくらいの私の独り言も空へと虚しくかき消された...