--- 守谷神社 ---
霊夢が去ってから少し経って、魔理沙と早苗は出発準備をしていた。加奈子のご飯を食べて元気いっぱいになったので、2人で霊夢を追いかけようと話していたのだ。諏訪子はまだ回復仕切れていないのでまだ寝込んでいて、加奈子が付きっ切りで看病している。そこに早苗が、加奈子に留守を頼み、守谷神社から遥か上空へ飛ぼうとしたとき、空から何かが落ちてくるのを見かけた。守谷神社のすぐ近くに落下したのを見て、2人は確認しにいった。
落下地点には、とても傷付き衰弱した永江衣玖が木の上でうつ伏せに倒れていた。2人は、衣玖を守谷神社に運び、何が起こったのか考察した。
「時間軸からして、衣玖は霊夢との戦闘に敗れて落ちてきたってことだよな」
「そうですね……。でも……この傷は……」
「あぁ…。霊夢がやったとは思えない傷の付き方だぜこりゃあ」
背中には無数の刺し傷。深く刺さって内臓に達している物も少なくは無いはず。魔理沙も早苗も、霊夢のスペカはほぼ全て知っていると言っても過言ではない。だが、こんなスペカは見たことがない。異変解決の時も夢想封印や、結界系のスペカしか使っていない。もしかすると、霊夢は何者かに支配されて別人に成り代わろうとしているのかもしれない。と、結論に至った。そうなると、霊夢はもう自分達の知る霊夢じゃなくなってしまう。2人はすかさず飛んで、雲海の上へと目指していった。
霊夢が去ってから少し経って、魔理沙と早苗は出発準備をしていた。加奈子のご飯を食べて元気いっぱいになったので、2人で霊夢を追いかけようと話していたのだ。諏訪子はまだ回復仕切れていないのでまだ寝込んでいて、加奈子が付きっ切りで看病している。そこに早苗が、加奈子に留守を頼み、守谷神社から遥か上空へ飛ぼうとしたとき、空から何かが落ちてくるのを見かけた。守谷神社のすぐ近くに落下したのを見て、2人は確認しにいった。
落下地点には、とても傷付き衰弱した永江衣玖が木の上でうつ伏せに倒れていた。2人は、衣玖を守谷神社に運び、何が起こったのか考察した。
「時間軸からして、衣玖は霊夢との戦闘に敗れて落ちてきたってことだよな」
「そうですね……。でも……この傷は……」
「あぁ…。霊夢がやったとは思えない傷の付き方だぜこりゃあ」
背中には無数の刺し傷。深く刺さって内臓に達している物も少なくは無いはず。魔理沙も早苗も、霊夢のスペカはほぼ全て知っていると言っても過言ではない。だが、こんなスペカは見たことがない。異変解決の時も夢想封印や、結界系のスペカしか使っていない。もしかすると、霊夢は何者かに支配されて別人に成り代わろうとしているのかもしれない。と、結論に至った。そうなると、霊夢はもう自分達の知る霊夢じゃなくなってしまう。2人はすかさず飛んで、雲海の上へと目指していった。