「霊符!『二重結界』!!」
「恋符!『マスタースパーク』!!」
博麗神社の境内で、2人の激しい弾幕の撃ち合いが、雨の中始まった。魔理沙は、怒り任せにマスタースパークを連射しているが、全く当たらず、霊夢はそれを避けつつ、魔理沙の懐まで辿り着いた。
「あんたの悪い癖は、感情に任せて無駄撃ちすることよ。未だそれに気付かないなんて、ホントバカよね」
「うるさい!『ファイナルマスタースパーク』!!」
先程とは比べ物にならない光の柱が真下目掛けて撃ち込まれる。が、そこに霊夢の姿は無く、後ろから気配を感じた。
「私、言ったはずよ?『後悔してもしらないわよ?』…って」
霊夢は、瞬時に陰陽玉を召喚し、魔理沙の周りに避けられないほどの弾幕が展開された。
「さようなら。『夢想封印』」
無数の弾幕は、魔理沙目掛けて撃ち込まれ、魔理沙は、為すがままに全て被弾した。そのまま力無く、魔理沙は地面へと落ちていった。それを見届けた霊夢は、ゆっくりと魔理沙の元へと降りていった。
「だから、言ったのに…。これで私の勝ちよ。あんたの願いは届かなかったわね」
霊夢は、そこから去ろうと足を踏み出した時、右足首を掴まれ、振り返る。そこには、まだ闘争心の溢れる傷付いた魔理沙の姿があった。
「……ま……て………っ!………ま…………まだ……終わっちゃ………いねぇ…………!」
「…………」
その言葉は届かず、霊夢はその手を払い、その場から姿を消した。
「恋符!『マスタースパーク』!!」
博麗神社の境内で、2人の激しい弾幕の撃ち合いが、雨の中始まった。魔理沙は、怒り任せにマスタースパークを連射しているが、全く当たらず、霊夢はそれを避けつつ、魔理沙の懐まで辿り着いた。
「あんたの悪い癖は、感情に任せて無駄撃ちすることよ。未だそれに気付かないなんて、ホントバカよね」
「うるさい!『ファイナルマスタースパーク』!!」
先程とは比べ物にならない光の柱が真下目掛けて撃ち込まれる。が、そこに霊夢の姿は無く、後ろから気配を感じた。
「私、言ったはずよ?『後悔してもしらないわよ?』…って」
霊夢は、瞬時に陰陽玉を召喚し、魔理沙の周りに避けられないほどの弾幕が展開された。
「さようなら。『夢想封印』」
無数の弾幕は、魔理沙目掛けて撃ち込まれ、魔理沙は、為すがままに全て被弾した。そのまま力無く、魔理沙は地面へと落ちていった。それを見届けた霊夢は、ゆっくりと魔理沙の元へと降りていった。
「だから、言ったのに…。これで私の勝ちよ。あんたの願いは届かなかったわね」
霊夢は、そこから去ろうと足を踏み出した時、右足首を掴まれ、振り返る。そこには、まだ闘争心の溢れる傷付いた魔理沙の姿があった。
「……ま……て………っ!………ま…………まだ……終わっちゃ………いねぇ…………!」
「…………」
その言葉は届かず、霊夢はその手を払い、その場から姿を消した。