私、日向 桃香は桜ヶ丘高校へ転入することになった。
お婆ちゃんの事も心配だったこともあり。
お婆ちゃんの家に住むことになった。
春から晴れて高校2年生です。

「お婆ちゃん!行ってきまーす!」
家を飛び出す!
学校へ行く途中に明人くんとよく遊んでいた神社を訪れた。
袴を履いた男の子がほうきを持って立っていた。
「おはようございます!」と男の子が
爽やかな笑顔で言ってくれた。
「お、おはようございます!」
っと、ぺこりとお辞儀してお祈りをした。
恋が見つかりますようにと…

急いで学校へ向かった。

学校に着くと大きな桜の木があった。
すごく綺麗で見とれていたら
「この桜綺麗だよね!僕好きなんだ!」
っと金色の髪が綺麗に風でなびいている男の子がいった。
「ですよね!すごく綺麗で!」
「君、見ない顔だね?転校生?」
「あ、はい!そうです!日向 桃香と言います!」
「桃香ちゃんね!僕は、狐川 小波って言うんだ!皆からはコンって呼ばれてる!気軽に呼んでね!」
「小波くん、コンって、あ!狐川の狐でコンってことかな?コンって可愛い!」
「コンって、小さい頃に川で助けてくれた子に付けてもらったんだ!」
「へー!そうなんだ!その子いいセンスだと思う!」
「そ、そうかな?その名前を付けた子はこの学校にいるの?」
「それがね、川で助けてくれた以来会ったことないんだ!」
「そ、そうなんだね!あ、私もう行かなきゃ!」
「またね!桃香ちゃん!」

私は急いで職員室へ向かった