「ウ……ヒック……ヒック…うわぁ~ん……」
私は号泣きした。
「せ……先輩!?」
「バカ……雄也君のバカァ――」
バカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカ雄也君のバカ(泣)
「ご……ごめん。 ごめんて許してよ先輩」
雄也君はあたふたした。
すると、後ろから…
「誰が許すかよ(怒)咲良に触ってんじゃねえ(怒)」
と龍ちゃんの声がした……その瞬間に私の身体が後ろにいき、何か暖かい物に当たった
それは、まさしく龍ちゃんの身体だった。
私は何で龍ちゃんがここにいるか分からなかった。
<何でだろ~~~>
と、思っていたら
「…お前………なに抱きつかれてたの?」