────side苺──
─なんか新鮮。
大きな鏡に映る、新しい学校の制服。
最後にネクタイを締めるところで、そう思った。
初めて袖を通す春日丘高校の制服は眩しく見え、最後に左手首に腕時計をつけて支度を済ませた。
ふぅ、と一息ついたとき
「苺ーっ!そろそろ起きてご飯食べちゃいなさいっ」
「はーいっ!すぐ行くっ」
1階から聞こえてきた母親の声に返事をして階段を駆け降りてリビングへと向かった。
─なんか新鮮。
大きな鏡に映る、新しい学校の制服。
最後にネクタイを締めるところで、そう思った。
初めて袖を通す春日丘高校の制服は眩しく見え、最後に左手首に腕時計をつけて支度を済ませた。
ふぅ、と一息ついたとき
「苺ーっ!そろそろ起きてご飯食べちゃいなさいっ」
「はーいっ!すぐ行くっ」
1階から聞こえてきた母親の声に返事をして階段を駆け降りてリビングへと向かった。