「ごめん、重いよね?」
「軽いぐらいじゃない?」
遠慮がちに野上くんの服の裾を掴みながら聞くと、笑いながら答えてくれた──…。
裾越しにドキドキが伝わるんじゃないかってぐらい胸が高鳴っている──…。
しばらくして、祭りの会場に到着し、停留所に自転車を停めた。
人、すごいなぁ──…。
スーパーボールすくいとか。
金魚すくいとか。
人の数に圧倒されながらも、途中でリンゴ飴を買って食べたりして、8人で屋台を歩き回っていた。
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