途中、コンビニに寄って、飲み物や、お菓子を買い込んだ。
帰り道、いきなり春菜に相談があると言われて、実咲ん家に寄ることにした。
大抵、放課後に寄り道をするときは、実咲の家で過ごす。
実咲の部屋に着き、真っ先に話を始めたのは、香歩だった。
「春菜、どうしたの?」
心配そうに聞く香歩。
「あのね………」
さっきまでの元気が嘘のように、下を俯きながら話し出す春菜。
春菜のペースで話し始めれるように、あたしたちは黙って見つめた───…。
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