配られた花を胸元につけて、先生の言う通りに並び、体育館へと歩いた。
新入生全員が着席すると入学式が始まった。
校長の話、なげぇ──……
退屈な俺の耳に校長の話は入ってこない。
呆然とする中、考えてしまうのは、またしても゙苺゙のことだった───…。
考えていると、あっという間に入学式が終わり、教室に戻る道で、誠也が連れが出来たと、俺に声をかけてきた。
2人の男子─… 黒の髪の毛でメガネをかけている隼人と、よく笑う焦げ茶色の髪の章吾。
話をしていて、2人は幼なじみだということが分かった。
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