「いきなりごめんねっ!
あたし、古河 春菜っ!!
名前、なんていうの?」
話し方は何だか無邪気で
外見とは少しギャップがある春菜。
「葵本 苺っ!!よろしくねっ!」
後でメアド交換しようね。と約束して、あたしたちは笑顔で話を終えて、体育館へ入った。
校長先生の話が長くて
寝れなかったあたしは眠気に誘われたけど──
さっきの゙壱くん゙について考えていた──。
ドキドキして寝れそうにない──……
そうしているうちに、入学式が終わり、考え事をしていて茫然としていたあたしを呼ぶ春菜。
教室に戻る道で、実咲も春菜と、そして春菜の友達、香歩とも仲良くなった──。
メアド交換をして、あたしたちは一緒に話をしながら帰った。
初対面とは思えないほど、話題が尽きなくて楽しかった。