イチゴ飴か──…
食べたいな。
葵本も食べるかな──…
そう思って聞くと、頷いて返事をしてくれた──…。
俺の後ろをちょこちょこと追いかけて隣に来た葵本が可愛かった──…。
めちゃくちゃ可愛い──…
お金を出そうとしてたけど、プレゼントしたかったんだ──…
そんなたいしたものじゃないんだけどさ──…。
イチゴ飴を嬉しそうに持って笑いかけてくれた──…。
その笑顔を見て、俺も微笑んだんだ──…。
お参りを済ませ、
神社をあとにして、向かった先は、カラオケ。
カラオケルームで騒ぎまくって、その1日は終わった。
これからもずっと一緒に過ごせるようにと願いながら──…。