「じゃ、誠也くんも一緒にご飯食べて行きなさいよー!
出来たら呼ぶからねー」
「決定かよっ!」
「壱のお母さん、相変わらずだなー。」
苦笑いをしている俺を見て誠也も笑いながら答えた。
そのあとは、笑いながら晩ごはんが出来るまでゲームをして騒いでいた。
しばらくして晩ごはんが出来て、一緒にリビングで食べていると、母親が誠也に話しかけた。
「誠也くん、泊まって行くでしょ?」
昔から馴染みのある誠也は、家に来ると泊まることが決まりみたいになっていたから、驚かずに答えていた。
誠也がバイトをしだしてからは、泊まるなんて無かったけど。
泊まることが決まり、2階の部屋に行き、それからはゲームをしたり他愛のない話をして過ごしていた。