「沖田さ~ん」

沖田さんがいつもいる神社の境内へ続く階段で、いつもと同じ呼び掛けをした。

それが、いつもと違った反応になって返って来た。

「げっ。テツ君じゃん」

・・・隊の中枢の人が、「げっ。」って、人の顔見て言うのはどうよ?
俺だって言わないのに。