それから、数分後
「私が峰岸律花ですっ!
何か気に触るような事でもしましたか!?」


ダッシュでこっちに来て
そんなことを言った。


俺は、なんとかなったことと
彼女の従順さに少し笑って


「ほい、落し物拾ったから
大事だろうと思って届けに来た。」


と言って俺は青い生徒手帳を
峰岸律花に渡した。


すると峰岸律花は
ありがとうございますって言った後
「あなたのお名前はなんですか?」


って言った。
俺は名前くらい教えてもいいかなと


思ったけどつまらないなと
思って言うのをやめた。


「次あった時に名乗るわ。
じゃあな、峰岸律花。」


と言って俺らは一度ここで分かれた。
次にあったのはすぐあとだった