生徒手帳を拾った日から
一日たって
今は白蘭高校の校門の前。


来たからにはさっさと要件済まして
早めに帰りたい俺。


校門前で一瞬フリーズしたものの
その後は容赦なくズカズカと校内に入った


入ったら入ったで相当目立ってる
まぁ、当たり前か…


周りみんな黒髪なのに対して
俺は派手な色の髪にピンクのメッシュ


制服もきちっと着ているみんなに対し
俺は着崩しをしたい放題してる


正直、俺でも居づらいな…
こうなったら、まぁ適当に


「2年A組ー!峰岸律花ーー!!
至急校門前に来いー!」


って言って柄にもなく叫んだ。
普段ならぜってぇしねぇな…