「俺の父親は会社の社長を代々してて
母さんとの結婚も元々決まってた人
だったから仲が悪くて


でも社長家だから離婚も出来なくて
毎日夜の8時くらいから11時くらいまで
喧嘩してた。


だから、中学に上がると
バスケ部活に入って
学校閉まるギリギリまで自主練して


学校しまった後も広場のバスケ出来る所で
その日だけのチーム組んでバスケばっか
やってた。


おかげで初心者で入ったにも
関わらず中1の秋には経験者と


同じくらいで中2のはじめには
追い越してレギュラーになった。


毎日帰るのが11時過ぎてても
親は喧嘩に夢中で気づかなかった。


勉強は小学校の頃からの英才教育で
授業聞くだけでついていけて、
いつも成績トップだった。


それからバスケ部を3年までして
引退すると、やることがなくなって


また、広場に通い続けた。
その時から、喧嘩とか族潰しとか


普通にただ話すだけとかのために広場に
通ってたまにバスケしたりしてた。


そのまま特に勉強しなくて済むし全寮制で家に帰らなくても済む今の高校に進んで


広場は必要ないかと思ったんだけど
入学式の日の夜、部屋のベットで
横になってると居ないはずの両親の喧嘩の声が聞こえてきて


とっさに部屋を
飛び出して広場に向かった。


それから2、3日部屋で頑張ってみたけど
いつもいつも両親の声が耳に残って
聞こえてきた。
だから高校になっても広場に通い続けた。


そんな時に律花に会って生徒会長とか
黒髪のど真面目感とかが
正反対ですげぇひかれて
いつの間にか好きになってた。


だから、、、


その、、、


俺と付き合って下さい!」


と俺は過去と今の気持ちを告白した。