『ん…っ』

唇が重なる。








…━━━彼氏彼女じゃなくなってからも、こうしてあたし達は

たまに会っては唇を重ね体を重ね

お互いの寂しさを埋めてたんだ。










でも、今日はこんな事をする為に来たんじゃない!



『待って………』

制服のブラウスボタンに手をかけた智輝を止めた。

『話…あるんだ…』