あの日の私は選択を間違えた。
私の選択は…己として生きるか、人として生きるか。
私は…己として生きると選択をした、その時はそれでいいと思っていた…「己として生きる」それは自分勝手に生きて行くこと…即ち自分が信じた道を歩み続けるという選択だ。
10代20代前半まではこの選択でいいと信じて生きて来たのだが…
20代半ばから…私は自分を信じれなくなって来たのだ。

とはいえ…今さら選択を無かった事には出来ない、何故なら私は30代になり、人生をなめきって生きて来たのである。
人生全て「中途半端」。
楽な道をを進んで来た、勉学も、遊びも、恋愛も全て…そして完成された…
「中身の無い」人間に。
学歴も資格も無く…私は…私は…。