向き合う体勢になって、あまりの恥ずかしさに私はジタバタと抵抗した。


こ、これは恥ずかしすぎるっ…！



「ま、待って舜君っ…！」


「無理。待てねー…」



片手で私の腰を支え、もう片方の手で私の後頭部を優しく掴む舜君。


ぐいっと距離を縮められ、唇が触れ合う…


寸前だった。




ーーーーガチャリッ




「「2人とも、ただいまー！」」