「新婚みたいで楽しかったのに」


「し、新婚っ…?」


「親父たちいたら、堂々とイチャイチャも出来ないしな」



しゅ、舜君ってば…!

平然とした態度でそんなことを言うから、私は聞かないフリしてご飯をパクッと口に入れた。


…そういえば…私たちのことって、2人に話すのかな…?


なんだか両想いになってから、毎日が夢みたいできちんと考えていなかった。