いつも舜君から始まって、私がヘトヘトになるまで離してくれない。


私からキスしたことは…まだ、無い。



「しゅ、ん君っ…」


「ふっ、可愛い」



何度も角度を変えてくっついてくるそれに、頭がぼうっとする。


なんだかクラクラしてきて、私は舜君のキスを受け入れるだけで精一杯だった。



「あー、朝から幸せ」


「ぅ〜…舜君、おはようのキスは必要なの…?」



ようやく解放されて、力が入らない私は舜君にもたれかかるように抱きつく体制に。