自分の行動に恥ずかしくなって、顔が熱くなる。 すると、突然腕を掴まれた。 「…!」 「いたずらするなら口にしてほしいんだけど?」 「しゅ、舜君…起きて…!?」 「起きてるよ。ほら、おはようのキスは?」 いたずらっ子のように微笑んで、私にキスを催促するように目を瞑った舜君。 え、わ、私から…? 恥ずかしくてどうしていいかわからず、あたふたしていると、後頭部を掴まれる。 そのまま、強引に顔を引き寄せられ、唇が重なった。