細い首筋に顔を埋めて、力強く抱きしめた。 「わ、私もだよっ…」 「なぁいつから?ほんとに?今でも信じらんねーんだけど、つぼみが俺を好き?ほんと無理だって、にやける」 どうやら俺は頭のネジが幾つかぶっ飛んでしまったようで、もう自分でもこの奇行を止められなかった。 つぼみも、俺のはしゃぎように驚いているようで、目を見開いている。 やばい…こんな浮かれてたら引かれるって、落ち着け俺。