確かに、少し強引に行きすぎた自覚はある。


けど、他の女に協力するって…完全に脈ナシだって言われてるようなものだろ。


階段を降ると、現れた俺につぼみは驚いた表情をした。



「舜、君…」


「そういうのって、自分で渡すもんじゃねーの?」



手紙を持った女に、そう言い放つ。



「あ…ごめん、なさい…」


「別に。…これ、もらっていいの?」


「え…?」


「俺にくれるんでしょ?」



そう言って、俺は女から手紙を受け取った。


…やば。

なんか、どーでもいい気分。