先生のことでいっぱいになっていた私。


そんなときにやってきたのは、卒業式。


先生への気持ちと寂しい気持ちが混じっていた。


そして、私はずっと泣いていた。


そんなときに話しかけてきたのは、優太だった。


「美花、泣きすぎだよ。」


「ごめんね。色々あってね。」


「もし、まだ言えてないことがあるなら言えるときに言えよ。」


「ありがとう…。」


「美花ー!写真撮ろう!」


「うん!」


「優太、後で話すね!あと、写真撮ろう!」


「おうっ!」