「美花、大丈夫か?」


「あっ、うん!」


「泣くなら学校でな。今は、外だからな。」


「わかってるよ!」


学校に着いたときは、優太が笑わせてくれてたけど、教室に入ると、"蓮"だけだった。


蓮と目が合い、泣きそうになったから優太に屋上に付いてきてもらった。


優太は、私が泣き止むまで頭や背中をぽんぽんしてくれた。


教室に戻れるぐらいになって、一緒に戻ると大親友の3人が来ていた。


だから、蓮のことを見なかった。


3人は、すごく心配してくれた。そしたら涙が出た。


泣いてばっかりだ。私。