蓮side

友だちと歩いていると、目の前に美花がいた。


美花は、誰かを待っているようだった。


でも、なんで自分の教室の前にいるんだ!?


教室の中にいればいいのに。と思った時、自分は美花に声をかけていた。


「美花!」


俺の事、避けちゃうかな?


「蓮!」


普通に話してくれるんだ。


「どうしたの?」


「たまたま見かけたから声をかけただけ。」


「そうなんだ。」