私は、家に帰ってから先生の手紙のことを思い出し、読むことにした。


『青山 美花ちゃんへ

お手紙、ありがとう!

美花ちゃんの担当になれて凄く嬉しかったし、楽しかったよ。

目の病気が治りつつあって良かったよ!


美花ちゃん、気持ちを伝えてくれて嬉しかったよ。

でも、美花ちゃんの気持ちには答えられない。

美花ちゃんと僕では、歳も離れているし、これから美花ちゃんに似合う人が現れる。

絶対に!

だから、僕のことを忘れて、自分の人生を楽しんで。

いつも笑顔で楽しそうな美花ちゃんは、可愛かったよ!