「うん!美花ちゃん、最後くらいは笑ってほしいな!」


「無理ですよ…。」


でも、先生は私が笑えるまで待っていてくれた。


私は頑張って笑った。


先生は…

「美花ちゃんは、笑っていた方が可愛いよ!」


「先生、ありがとう。」


私は、親から迎えに来たという連絡が来て、先生と受付まで一緒に行った。


「美花!先生!」


「先生、今までありがとうございました。

違う病院でも頑張ってください!」


「ありがとうございます。青山さん。」


親と私は、先生に礼をして病院を出た。