「美花ちゃん…。

もう僕のことは忘れて、違う恋をして。

これは、美花ちゃんのためだよ。

今日の夕日を見たら、君と僕は"さようなら"をしよう。」


「そんな…。

もう先生に会うことは出来ないんですか?」


「そうだよ。今日で美花ちゃんの前から僕は消える。」


「消えないでください!先生…。」


「ごめんね。美花ちゃん。」


嘘だ…。


もう手紙なんて読みたくない。